【亀梨くんのワンにゃフル!】アラスカ火災で活躍した犬「バディ」の経歴・受賞歴・現在の姿と飼い主や「消火犬」とは何かを解説

エンタメ

どうもAmiです。

今回は「亀梨くんのワンにゃフル!」で紹介された、アラスカ火災で活躍した奇跡の犬「バディ(Buddy)」について解説していきます。

火災に巻き込まれた飼い主を助けるため、警察官の車を火災現場まで誘導した一匹の犬。

まるで映画のような話ですが、実際にアメリカ・アラスカ州で起きた出来事です。

  • 「バディはどんな犬だったの?」
  • 「現在はどうしている?」
  • 「飼い主はどんな人?」
  • 「そもそも消火犬って本当にいるの?」

番組を見て、このような疑問を持った方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、アラスカ火災で活躍した犬バディの驚くべき行動や経歴、飼い主、受賞歴、現在について詳しく調査しました。

さらに、「消火犬」「消防犬」とはどのような犬なのか、歴史上活躍した犬たちもあわせて紹介します。

バディがなぜ「英雄犬」として今も語り継がれているのか。その理由を見ていきましょう。

アラスカ火災で活躍した奇跡の犬「バディ(Buddy)」とは?

亀梨くんのワンにゃフル!」で特集されたアラスカ火災の犬の名前は、バディ(Buddy)です。

犬種はジャーマン・シェパード

※画像はイメージです

バディは、火災で負傷した飼い主を助けるため、救助に向かっていた警察官を現場まで導いたことで一躍有名になりました。

この出来事が起きたのは2010年、アメリカ・アラスカ州のカズウェル・レイクスです。

飼い主のベン・ハインリッヒス(Ben Heinrichs)さんが作業場でトラックの部品をガソリンで洗浄していたところ、ガソリンの蒸気に引火。火災が発生しました。

ベンさん自身にも火が燃え移り、外へ逃げて雪の上を転がることで火を消したといいます。

しかし、愛犬のバディがまだ作業場の中にいました。

ベンさんは燃えている建物へ戻り、バディを救出。その後、バディに助けが必要であることを伝えました。

すると、バディは助けを求めるかのように走り出します。

ちょうどその頃、現場へ向かっていたアラスカ州警察のテレンス・シャニガン警察官は、GPSが正常に機能せず、火災現場を見つけられずにいました。

そこで現れたのがバディです。

警察官の車載カメラには、暗い道を走りながらパトカーを先導するバディの姿が記録されていました。

警察官がバディについていくと、その先には燃え上がる建物がありました。

結果として作業場は全焼したものの、住宅への延焼は防がれ、ベンさんは顔や手にやけどを負いながらも命を落とすことはありませんでした。

偶然にも見える出来事ですが、バディは警察官の車を見つけただけでなく、「ついてきてほしい」と伝えるように走り、火災現場まで正確に案内しています。

バディは文字通り、飼い主を救った「英雄犬」だったのです。

アラスカ火災で活躍した犬バディの受賞歴は?

アラスカ火災での活躍によって、バディは一躍全米で知られる存在となりました。

その勇敢な行動をたたえられ、アラスカ州警察から表彰されています。

バディには記念品として特製のボールが贈られました。

飼い主のベンさんにとって、バディは単なるペットではありません。

火災の後にはバディとともに複数の学校を訪れ、火災安全について伝える活動も行っていたと報じられています。

一度の奇跡的な救助で終わるのではなく、その経験が防火を伝える活動にもつながったことは、バディの物語であまり知られていない重要なポイントではないでしょうか。

バディの活躍は「賢い犬だった」という一言だけでは片づけられません。

飼い主との日頃からの信頼関係があったからこそ、「助けが必要だ」という状況を察知し、行動につなげられた可能性があります。

アラスカ火災で活躍した犬バディの経歴

バディ(Buddy)2008年頃に生まれたジャーマン・シェパードで、生後まもない頃から飼い主のベン・ハインリッヒスさんとアラスカの大自然の中で暮らしていました。

その生涯を簡単にまとめると、次のようになります。

バディの経歴
2008年頃誕生。ハインリッヒス家で暮らし始める
2010年火災現場へ警察官を誘導し、飼い主の救助に貢献
2010年勇敢な行動をたたえられ、アラスカ州警察から表彰
火災後飼い主とともに学校などを訪れ、防火教育にも貢献
2016年肝臓がんを患い、8歳で亡くなる

バディの人生を大きく変えたのは、2歳だった2010年の火災です。

飼い主の危機を察知して警察官の車を火災現場まで導いた姿は、車載カメラにも記録されました。その映像がニュースなどで広く紹介されたことで、バディは「英雄犬」として知られるようになります。

その後は飼い主のベンさんとともに学校などを訪れ、火災の危険性を伝える活動にも参加しました。

有名になった後もベンさん一家の大切な家族としてアラスカで暮らしていましたが、2016年に肝臓がんを患い、8歳でその生涯を終えています。

決して長い生涯ではありませんでしたが、バディが残した功績は大きく、現在もアラスカ火災で人を救った奇跡の犬として語り継がれています。

アラスカ火災で活躍した犬「バディ(Buddy)」の現在は?

亀梨くんのワンにゃフル!」を見て、バディの現在が気になった方も多いでしょう。

残念ながら、2026年現在、バディはすでに亡くなっています。

バディは肝臓がんを患い、2016年に亡くなったことが報じられました。

2010年のアラスカ火災から約6年後のことです。

病気と闘った末、飼い主のベンさんはバディを安楽死させるという苦しい決断をしたと伝えられています。

亡くなった後も、バディは「Hero dog(英雄犬)」として報じられました。

火災現場へ警察官を導くという行動はもちろんですが、個人的に印象的なのは、その後もベンさんと一緒に学校を訪れていたことです。

一匹の犬の行動が飼い主の命を救い、さらに多くの子どもたちが火災について学ぶきっかけにもなりました。

バディ自身はもうこの世にはいませんが、その功績と物語は現在も残り続けています。

また、バディは一般のペット(私有犬)であり、公共の動物霊園などではなく、彼が生まれ育ち、大のお気に入りだったアラスカ州カズウェル・レイクス(Caswell Lakes)にある飼い主ハインリッヒス家の敷地内(私有地)に静かに埋葬されたと報じられています。

バディの飼い主はベン・ハインリッヒスさん

バディの飼い主は、アラスカ州カズウェル・レイクスに暮らしていたベン・ハインリッヒス(Ben Heinrichs)さんです。

2010年の火災では、ベンさん自身が顔や手にやけどを負いました。

注目したいのは、自分自身が炎に包まれた直後にもかかわらず、建物内に残されていたバディを助けるために戻ったことです。

そして今度は、救出されたバディがベンさんのために助けを呼びに走りました。

飼い主が犬を助け、その犬が飼い主を助ける。

バディの物語が世界中の人の心を動かした理由は、単に「犬が警察官を案内したから」だけではないように思います。

火災という極限状態の中で、お互いを助けようとしたベンさんとバディの関係そのものが、多くの人の心を打ったのでしょう。

ベンさんはバディの死後、その存在を振り返りながら「He was a good dog(いい犬だった)」と語っています。

短い言葉ですが、長い時間をともに過ごした飼い主だからこその思いが感じられます。

消火犬とは何かを解説|本当に火を消す犬がいる?

「アラスカ火災で活躍した消火犬」と聞くと、犬が消防士と一緒に炎へ立ち向かい、直接火を消す姿を想像するかもしれません。

しかし、バディは正式な意味で「消火犬」として訓練された犬ではありません。

また、現代では犬がホースを持って直接消火活動を行うような公式の役割が一般的に存在するわけでもありません。

消防や火災に関係する犬としては、火災原因の調査を支援する犬や災害現場で行方不明者を捜索する災害救助犬などが活躍しています。

つまり、バディは訓練された「消火犬」だったから飼い主を救ったのではありません。

家庭で暮らしていた一匹の犬が、自らの判断によって助けを求め、警察官を火災現場へ導いた点に、この出来事のすごさがあります。

他にも実在した伝説の消防犬

  • 北海道小樽市で活躍「ぶん公」

日本にも、消防の歴史に名を残した有名な犬がいます。

北海道小樽市で活躍した「ぶん公」です。

ぶん公は昭和初期に消防本部で飼われていた雑種のオス犬で、消防自動車が出動すると真っ先に乗り込んだと伝えられています。

火災現場では見物人を追い払ったり、消防ホースのもつれを直したりして活躍。

その出動回数は、なんと1,000回にも及んだといわれています。

1938年に亡くなった後もその功績は語り継がれ、小樽市には記念碑も建立されています。

バディが「飼い主を救った英雄犬」だとすれば、ぶん公はまさに消防隊の一員のように活躍した「伝説の消防犬」といえるでしょう。

  • 海外ではダルメシアンが消防署のシンボルに

海外、特にアメリカでは、ダルメシアンと消防署の組み合わせを目にすることがあります。

これは消防車が自動車になる以前、馬車によって消防機材を運んでいた時代の歴史に由来するとされています。

ダルメシアンは馬との相性が良い犬種として知られ、馬車とともに走る犬として活躍しました。

現在では消防活動の方法は大きく変わりましたが、ダルメシアンは今も「ファイアドッグ」の象徴的な存在として知られています。

犬は時代によって役割を変えながら、長い間、人間の仕事や命を支えてきたのです。

なぜバディは飼い主を助けられた?犬と人間の特別な信頼関係

では、なぜバディは飼い主の危機を察知し、助けを求めるような行動ができたのでしょうか。

もちろん、バディ本人の行動理由を完全に知ることはできません。

しかし、犬と人間の間には非常に強い社会的な結びつきが形成されることが、研究からも示されています。

2015年に科学誌「Science」に掲載された研究では、犬が飼い主を見つめる行動と、愛着や信頼関係に関わるホルモン「オキシトシン」との関係が報告されました。

これらの結果から研究チームは、イヌの飼い主に向けた視線はアタッチメント(愛着)行動として飼い主のオキシトシン分泌を促進するとともに、それによって促進した相互のやりとりは犬のオキシトシン分泌も促進することが分かった、と結論づけている。アタッチメント行動とオキシトシンの分泌との同様の関係は、人間の母子間で確認済みだ。(参考:犬と人間の親密な関係がホルモン分泌で裏付け

もちろん、この研究だけで「バディが火災現場へ警察官を案内した理由」を直接説明できるわけではありません。

それでも、犬が人間と深い信頼関係を築く能力を持っていることを考えると、日頃からベンさんと強い絆で結ばれていたことが、バディの行動につながった可能性は十分に考えられます。

火災の中でベンさんはバディを助け、今度はバディがベンさんを助けました。

「犬は人間の最良の友」とよくいわれますが、バディの物語ほど、その言葉を実感させる出来事はなかなかないのではないでしょうか。

まとめ

今回は「亀梨くんのワンにゃフル!」で紹介された、アラスカ火災で活躍した奇跡の犬バディについて紹介しました。

記事のポイントをまとめると、以下の通りです。

  • バディはジャーマン・シェパードのオス
  • 2010年、アラスカで発生した火災で警察官を現場まで誘導
  • 飼い主はベン・ハインリッヒスさん
  • 火災での勇敢な行動が評価され、アラスカ州警察から表彰された
  • 火災後は学校などを訪れ、防火教育にも貢献
  • 正式に訓練された「消火犬」ではなく、自らの判断で飼い主の救助に貢献した
  • 2016年に肝臓がんを患い、8歳で亡くなった

飼い主に助けられたバディが、今度は飼い主を助けるために走る。その行動は、人間と犬の間に築かれる深い信頼関係を感じさせます。

バディはすでに亡くなっていますが、アラスカ火災で人命救助に貢献した「英雄犬」として、その功績は現在も語り継がれています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました